第126章

アリシアが公爵領で過ごせるのは、せいぜい二か月にも満たない。なら、その間に魔法塔と錬金工房を形にするのは当然として――できれば工房を稼働まで持っていきたい。

問題は建築だ。ここがいちばん時間を食う。

普通の大工に任せれば、人手をどれだけ揃えようが、工期は半年、下手をすれば一年に伸びるだろう。アリシアはそんなに待つ気はない。

となれば、魔法使いに建てさせる。時間は一気に縮む。だが魔法使いという連中は概して鼻が高い。家を建てる手伝いなど、頼める人間のほうが珍しい。

それなのに、チャーリーは迷いもなく引き受けた。まるで、たいした難題でもないと言わんばかりに。

「それと、錬金工房の作業員も...

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